2013年09月18日
「「老年症候群」の診察室」を読みました。
最近読んだ本の中では、一番興味深かった本です。

手に取った時は、「一般の方向けかな?」と思いましたが、実際読んでみると一般の方、医療者に関わらず面白く読めます。
「老年症候群」とは、例えば「せん妄」や「転倒」、「高齢者の慢性めまい」が挙げられます。
「高齢であること」が大きな原因となり、複雑な因子が合わさって起こる病気の事です。
「胃潰瘍」や「肺炎」のように特定の臓器だけを治療して良くなるものではありません。
また、「高齢であること」が根本的な原因なので、全ての因子を治療する事も困難です。
こんな病気の考え方、付き合い方を分かりやすく書いてくれています。
本文に著者の思いが書かれています。
「老いや病いを防ぐ、治す(キュア)という「それまでの希望」を持ち続ける限り人生の最終章は失望の連続となるのではないか、しかし老いや病いという現実と正面から向き合うことで「新たな希望」が想像できないものか」
私は、ここの部分に共感します。
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