2013年06月25日
「後悔したくなければ「医者のいいなり」はやめなさい」を読みました。
名郷先生は、言うまでもありませんが、以前、作手診療所で勤務されていた先生です。

現在は、EBM(Evidence-based medicine)をライフワークとして、全国で活躍されています。
現在も、月に1回、新城市民病院に来て頂き、勉強会を行っています。
「奥三河家庭医療プログラム」の目玉の一つです。
最近、本を出版されたとの事で読んでみました。
刺激的なタイトルです。
タイトルだけですと、最近よく見かける、安易な「医療否定本」のように見えますが、そうではなく、ポイントはただ一つ。
エビデンスとは、実はあいまいなもので、治療に対する答えを出してくれるわけではない。そこには、患者さん自身の価値観・判断が含まれるから。といった所でしょうか。
一般の方向けの本ですが、私にも勉強になりました。