2014年12月11日
「このわた」の違い
このわたは、言わずと知れた、「ナマコの腸の塩辛」です。

日本の三大珍味の一つでもあります。
一口食べると、磯の香りが漂い、海辺に来たような、海でおぼれたような(?)感覚がよみがえるのです。
個人的には、お正月に、日本酒と合わせるのを楽しみにしています。
不思議なのは、そのお値段。もちろん高級なのですが、
同じような瓶で1000円~3000円もの値段の開きがあるのです。
今回、800円という、「このわた界」ではお安いであろうこのわたを食べてみました。
とてつもない違いは感じませんが、磯の香りの強さ、塩分の絶妙感、1本ずつ箸でとれるようなトロケ感、そして熟成感などが、お値段の差を分けるのかな~と感じた次第です。