2012年09月28日
東栄町 医療のあり方検討委員会に出席しました。
先日、「東栄町 医療のあり方検討委員会」に出席してきました。
この会は、今後の東栄町の医療をどうすべきか、要するに、東栄病院をどうすべきか、皆さんで考える会です。
行政、住民代表、病院、介護にたずさわる方々など、約40名が定期的に参加されています。
今後を考える上で、周辺の市町村との関わりが重要になってきます。
東栄町で計4年間勤務し、その後、新城市に移った私が、20分程で新城の状況をお話するという事になったのです。
「お前が、新城の何を知っているんだ!」と言われそうですが(笑)、あくまでも私の視点です。
私から見た、新城市民病院、総合診療科についてお話ししました。
特に強調したのは、黒字化とは言っても、繰入金ありきの黒字化であること、また、新聞で報道されたように、整形外科・総合診療科の頑張りが急に黒字化に結び付いたわけではなく、平成18年度の危機から、毎年少しづつ、経営改善に努力され、それが実を結んだ結果であるという事です。
東栄町については、「行政が誰にでも分かる形で医療のビジョンを示すべき!」と、いう私の考えをお話ししました。
「医者を確保します」、とか、「病院をつくります」、という事ではありません。
新城市は、市長のブログで、伝わってくるんですよね。引き合いに出させていただきました。
今後、ますます厳しくなるへき地医療。
行政が、「ビジョン、夢、熱意」を持っていて、「それを一緒にかなえてくれるパートナー=医師を募集します!」という立場なら、きっと未来が開けると思うのですが。
つぐ診療所のブログの記事(http://tsugushin.hamazo.tv/e3869291.html)を見て、そんな事を考えながら書いてみました。
